
2022年1月21日に『RIZIN TRIGGER 2nd』の対戦カードが発表されました。この記事では『RIZIN TRIGGER 2nd』の日程、会場、参戦選手、勝敗予想などを紹介していきます。
- RIZIN TRIGGERシリーズとは?
- RIZIN TRIGGER.2ndの開催はいつ?
- RIZIN TRIGGER.2ndの静岡大会の対戦結果
- 第1試合:伊藤勇大 vs 桃翔(スペシャルワンマッチ)
- 第2試合:大樹 vs. 仲川広汰(スペシャルワンマッチ)
- 第3試合:MASANARI vs. 松井大樹(スペシャルワンマッチ)
- 第4試合:北川裕紀 vs. 竹内皇貴(スペシャルワンマッチ)
- 第5試合:内山拓真 vs. 原虎徹(スペシャルワンマッチ)
- 第6試合:小島勝志 vs. 中川皓貴(スペシャルワンマッチ)
- 第7試合:遠藤大翼 vs. 吉野光(スペシャルワンマッチ)
- 第8試合:笹田勝俊 vs. マウンテンRYUGO(スペシャルワンマッチ)
- 第9試合:渡慶次幸平 vs. ハリー・スタローン(スペシャルワンマッチ)
- 第10試合:新居すぐる vs. 山本空良(スペシャルワンマッチ)
- 第11試合:アキラ vs. 鈴木琢仁(スペシャルワンマッチ)
- 第12試合:加藤ケンジ vs. 倉本一真(スペシャルワンマッチ)
- 第13試合:クレベル・コイケ vs. 佐々木憂流迦(スペシャルワンマッチ)
- 榊原さんの総括
- RIZIN TRIGGERの格闘家の感想
- まとめ
RIZIN TRIGGERシリーズとは?
「RIZIN TRIGGER(トリガー)」とは2021年11月から新たに始まったRIZIN第三のシリーズです。
RIZINで唯一の、キックボクシングも含めたすべての試合がケージでの大会となっています。
- 選手の再生・再起・リボーン・原点回帰
- 選手の発掘
- 地域の活性化
RIZIN TRIGGERは若くて先を目指す選手の戦う場であり、また、大都市圏を中心とした興行論からあえて地方都市に大会を持っていく目的があります。
また、活躍が認められればNo.シリーズに繋がるような大会とのことで試金石としての役目が大きい大会です。

2ndはクレベル選手の出場で盛り上がってきました。
RIZIN TRIGGER.2ndの開催はいつ?
第2回の「RIZIN TRIGGER」は2022年2月23日(日)に静岡ということが決まりました。
『RIZIN TRIGGER.2nd 静岡大会』
日程:2022年2月23日(日)12:30開場/14:00開始
主催:RIZIN FIGHTING FEDERATION / POTENTIAL
協賛:SPASHAN HPS
RIZIN TRIGGER.2ndの静岡大会の対戦結果
2022年2月23日の「RIZIN TRIGGER 2nd」の対戦結果をご紹介します。
第1試合:伊藤勇大 vs 桃翔(スペシャルワンマッチ)
伊藤勇大(OISHI GYM)
vs
桃翔(T-KIX GYM)
勝者:桃翔 2Rテクニカルノックアウト
1R、序盤はプロ3戦ながらカーフで何度か転ばせる伊藤選手。桃翔選手も調子を掴むと的確なパンチで伊藤選手が出血。結果的にイーブンの展開。
2R、伊藤選手の出血がひどく開始序盤にドクターチェック。そのままドクターストップ!

序盤は伊藤選手優勢だったが、パンチ力と的確さにまさる桃翔選手の見事な勝利。ドクターストップにならなくてもパンチでKOをとっていたでしょう。
桃翔選手の試合後インタビュー
素直に嬉しい。
伊藤勇大選手の試合後インタビュー
結果がすべて。
第2試合:大樹 vs. 仲川広汰(スペシャルワンマッチ)
大樹(HAWK GYM)
vs
仲川広汰(TenCloverGym)
勝者:大樹 3R判定勝ち(3-0)
1R、大樹選手の距離の詰め方が上手くリーチ差を活かしきれない仲川選手。大樹選手の優勢な展開。
2R、大樹選手優生のまま終了したラウンド。ヒザに活路を見出そうとしている仲川選手だが体力的に厳しいか。
3R、お互い気力を振り絞った攻めで激しいラウンド。しかし、経験の差で大樹選手が圧倒的優勢のまま終了。

仲川選手は地元の声援もあり頑張ったと思いますが、キャリアの差は如何ともし難い印象でした。
大樹選手の試合後インタビュー
パンチにこだわりすぎてた。
仲川広汰選手の試合後インタビュー
めっちゃ嬉しいです。
第3試合:MASANARI vs. 松井大樹(スペシャルワンマッチ)
MASANARI(キック塾)
vs
松井大樹(MEIBUKAI)
勝者:松井大樹 3R判定勝ち(3-0)
1R、お互いバチバチの殴り合い、蹴り合い。終始激しい攻防も、若さあふれる松井選手がスタミナ的に若干優勢か。
2R、的確な攻めの松井選手。がむしゃらな攻めのMASANARI選手。被弾の多いMASANARI選手が耐えながら意地で攻める印象。
3R、2Rに続いて驚異的なラッシュとそれに耐えるMASANARI選手。試合は松井選手の価値だが、MASNARI選手も評価を下げないタフさだった。

若手の見事な勝利。ナイスファイトの松井選手だが、あれほどの攻めでダウンを取れなかったところがきになるところです。
松井大樹選手の試合後インタビュー
倒しきれなかったんで悔しいです。
MASANARI選手の試合後インタビュー
シンプルに悔しい。
第4試合:北川裕紀 vs. 竹内皇貴(スペシャルワンマッチ)
北川裕紀(ZERO ONE GYM)
vs
竹内皇貴(チームドラゴン)
勝者:竹内皇貴 3R判定勝ち(3-0)
1R、圧倒的に攻める竹内選手。北川選手の手数の少なさが気になるところ。
2R、膝蹴りを有効に使う竹内選手。鼻血のドクターチェックからせめての増えた北川選手。攻防は一進一退。
3R、2Rで力を使いすぎたか北川選手の手数が少なく竹内選手の攻めが目立つラウンドだった。

終始ヒザを有効的に使い攻めきった竹内選手の見事な勝利。北川選手は3Rにスタミナが残っていなかったようです。
竹内皇貴選手の試合後インタビュー
ドロドロの試合しちゃったんで倒しきりたかった。
北川裕紀選手の試合後インタビュー
第5試合:内山拓真 vs. 原虎徹(スペシャルワンマッチ)
内山拓真(SWAG GYM KYOTO)
vs
原虎徹(修斗ジム神戸)
勝者:内山拓真 判定 (2-1)
1R、探り合いの展開も打撃では原選手が圧倒的に優勢の展開。そして両陣営ともにセコンド陣がとにかく豪華。
2R、バックをとった内山選手が終始優勢な展開。次の3Rはどうなるか?
3R、引き込まれて上をとったら原選手が上をとってはいたが展開としては互角。差はないイメージだが内山選手の勝利。

個人的には原選手かと見えましたが、内山選手の勝利でした。とはいえ、どちらもレベルの高い戦いで今後が楽しみだといえます。
内山拓真選手の試合後インタビュー
勝ちを拾えてホッとしている。
原虎徹選手の試合後インタビュー
ちょっと悔しいのとまた頑張ろうと思った。
第6試合:小島勝志 vs. 中川皓貴(スペシャルワンマッチ)
小島勝志(STYLE PLUS GYM)
vs
中川皓貴(リライアブル)
勝者:中川皓貴 判定 (3-0)
1R、中川選手が効かせるパンチもありかなり優勢な展開。小島選手はテイクダウンを警戒しすぎたか。
2R、上をとって終始攻め続ける中川選手。小島選手は良い展開をみせられない。
3R、小島選手は何度かいい感じの展開もあったが、中川選手のフィジカルやテクニックで常に防戦一方。殴り屋の異名は見せられなかった。

個人的には原選手かと見えましたが、内山選手の勝利でした。とはいえ、どちらもレベルの高い戦いで今後が楽しみだといえます。
中川皓貴選手の試合後インタビュー
負けが続いていたんで勝ててホッとしてます。
小島勝志選手の試合後インタビュー
自分の試合ができなかったので悔しいです。
第7試合:遠藤大翼 vs. 吉野光(スペシャルワンマッチ)
遠藤大翼(STYLE PLUS GYM)
vs
吉野光(リライアブル)
勝者:吉野光 判定 (3-0)
1R、気持ちが強く終始攻め続けた吉野選手。遠藤選手はブランクのため試合勘が鈍っている印象。
2R、1Rに続き攻める続ける吉野選手。フィジカルを武器に攻められる印象ですが一髪のある遠藤選手は挽回なるか。
3R、終始攻め続けた吉野選手。できれば決めたかったが、遠藤選手のキャリアが最後まで決めさせなかった。

吉野選手のフィジカルを含めた強気の一面が目立った試合。今後バンタム級戦線に絡んできそうで楽しみな選手でした。
吉野光選手の試合後インタビュー
細かいところが雑になったので決めきれなかった。
遠藤大翼選手の試合後インタビュー
吉野選手はめちゃくちゃ強かった。
第8試合:笹田勝俊 vs. マウンテンRYUGO(スペシャルワンマッチ)
笹田勝俊(STYLE PLUS GYM)
vs
マウンテンRYUGO(リライアブル)
勝者:マウンテンRYUGO 1R TKO
1R、お互い激しい殴り合いからダウンを奪うマウンテンRYUGO選手。攻め続けて見事なTKOだった。

内容的にも勢いにまさるマウンテンRYUGO選手が圧倒した試合でした。
マウンテンRYUGO選手の試合後インタビュー
とりあえずホッとしてます。
笹田勝俊選手の試合後インタビュー
不用意にハイキックもらって実力を出せずに残念です。
第9試合:渡慶次幸平 vs. ハリー・スタローン(スペシャルワンマッチ)
渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)
vs
ハリー・スタローン(関谷柔術アカデミー)
勝者:渡慶次幸平 2RKO
1R、お互い攻める姿勢が見える非常に熱い試合。最後のせめで渡慶次選手が優勢か。
2R、渡慶次選手が終始攻め続けた見事なKO勝利。

スタローン選手はもっと前に戦意を喪失していた印象だったので、もう少し早く止めていても良かったと思えました。
渡慶次幸平選手の試合後インタビュー
いやー、全然ダメです。
ハリー・スタローン選手の試合後インタビュー
ホント完敗ですね。
第10試合:新居すぐる vs. 山本空良(スペシャルワンマッチ)
新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)
vs
山本空良(パワーオブドリームジム)
勝者:山本空良 1RKO
1R、下りながらの新居選手にカウンターのパンチを決めるとそのまま打撃でパウンドアウト。秒殺での試合を決めた。

山本選手は仕留めるべきところを見事に仕留めた。新居選手は今回も自分の力を出せなかった。
山本空良選手の試合後インタビュー
正直これてよかったですし、勝ててよかった。
第11試合:アキラ vs. 鈴木琢仁(スペシャルワンマッチ)
アキラ(武蔵村山さいとうクリニック/&MOSH)
vs
鈴木琢仁(ボンサイ柔術)
勝者:山本空良 1RKO
1R、前半はマウントで優位だった鈴木選手と後半1分で優勢だったアキラ選手。もし時間がもう少しあればアキラ選手がとっていた可能性も。
2R、終始上になって攻め続けるアキラ選手。鈴木選手はこのラウンドはチャンスが無かった。
3R、終始攻め続けたアキラ選手の圧勝。鈴木選手が攻める展開もあったが、チャンスはなかった。

アキラ選手の圧倒的なフィジカルのみが光る試合でした。
アキラ選手の試合後インタビュー
失神させるといっててできなかったので、走って帰りました。
鈴木琢仁選手の試合後インタビュー
またダメだったかーという印象です。
第12試合:加藤ケンジ vs. 倉本一真(スペシャルワンマッチ)
加藤ケンジ(3POUND K.O.SHOOTO GYM)
vs
倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe)
勝者:倉本一真 1RKO
1R、倉本選手が圧倒的なレスリング力で上をとるとパウンドとヒザで圧倒。強さを見せつけた。

1R、上をとってからのパウンドがただただエグい。倉本選手の強さを見せつけた試合でした。
倉本一真選手の試合後インタビュー
勝ってホッとしてます。
加藤ケンジ選手の試合後インタビュー
期待されてたのに裏切ってしまった。
第13試合:クレベル・コイケ vs. 佐々木憂流迦(スペシャルワンマッチ)
クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)
vs
佐々木憂流迦(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)
勝者:クレベル・コイケ2R一本(リアネイキッドチョーク)
1R、距離をとって寝技には付き合わない憂流迦選手、終始徹底して距離を取る姿勢で試合展開は憂流迦選手が優勢な印象。
2R、クレベル選手の本領発揮。優勢だった憂流迦選手をしのいで見事なクレベル選手の勝利。

アキラ選手の圧倒的なフィジカルのみが光る試合でした。
クレベル・コイケ選手の試合後インタビュー
今日は勝手嬉しいです。
佐々木憂流迦選手の試合後インタビュー
めちゃくちゃ強かったですね。
榊原さんの総括
RIZIN TRIGGERの格闘家の感想
それでは格闘家のRIZIN TRIGGER.2ndの感想を紹介します。
松本晃市郎さんの感想
まずは松本晃市郎さんの感想。MMAの試合をたっぷり詳しく解説しています。
武田光司選手の感想
武田選手の感想です。マイクが遠くてちょっと声が小さい。
ストラッサー起一選手の感想
ストラッサー起一選手の感想です。アキラ選手と鈴木選手、倉本選手と加藤選手の試合を解説しています。
まとめ

メインのクレベルvs佐々木憂流迦戦、サブメインの倉本vs加藤戦をはじめMMAの試合は盛り上がる試合が多かったのですが、前半のキックは個人的にはあまり楽しめなかったです。
「ジモキック」と呼ばれる数合わせ的な試合はRIZINの格を下げないためにもなくてもよいのではないでしょうか。
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