2021年2月、日本総合格闘技界に新たな興業が立ち上がりました。
その名も「BreakingDown(ブレイキングダウン)」、「1分間最強の男を決める」がテーマとなっています。

この記事を読めばBreaking Down(以後ブレイキングダウン)がどのような興業なのか、出場方法、第一回の対戦カードなど等がわかります
また、従来の総合格闘技のルールとは全く異なる「ブレイキングダウン」が日本総合格闘技界にどのような刺激を与え、革命となるのかについても解説します。
↓日本総合格闘技団体の一覧と仕組み↓
Breaking Downはどのような興業なのか

Breaking Downとは?
「ブレイキングダウン」は発起人、戦う弁護士「堀鉄平」氏による全く新しい競技です。
発案は総合格闘家の「朝倉未来」選手で、『刃牙バキ』シリーズの作者「板垣恵介」先生との対談時のアイデアを元に生まれました。

ブレイキングダウンのルールは総合格闘技にかなり似ていますが、大きく違うのが「時間」。
最近の総合格闘技は5分3Rが基本です。しかし、ブレイキングダウンはわずか1分1Rの超短期決戦なのです。
Breaking Downは「1分間最強の男を決める」
ブレイキングダウンのテーマは「1分間最強の男を決める」です。
まさにその言葉通りのルールとなっていますね。
このルールは路上での喧嘩をイメージしていて、路上では様々な邪魔が入り1分以上戦えないということから、この時間になっているようです。

ブレイキングダウンのルール
ちなみにブレイキングダウンのルールは、試合時間が1分の他に次のようなものです。
- 試合時間1分、延長30秒。
- 肘無し。(全局面)
- 顔面膝無し。(全局面)
- 両者グランド状態での足による攻撃。
- グランド状態は10秒でブレイク。
Breaking Downの出場資格と応募方法
出場資格
ブレイキングダウンの出場資格は、公式サイトでは「総合格闘技の試合数が3戦以下」と書いてあります。
しかし、第一回大会にDEEPやUFCで活躍した「菊野克紀」選手が出場したように、運営に認められればそのルールに関係なく出場できるようです。
応募自体は年齢・性別、格闘技歴など関係なく応募できます。
出場方法
Breaking Downの出場方法は公式サイトの専用募集フォームより申し込むだけです。
ただし、必ず出場できるわけではなく、書類選考により振り分けられ、運営者の判断で選出されるかどうかです。
ちなみに、選出基準については非公開となっているため必ず出場できるとは限りません。

すでに2021年9月の第二回大会のエントリー受付中です。
興味がある方は忘れないうちに申し込みましょう
Breaking Downの観戦方法

ブレイキングダウンは、リアルタイムであればYoutube LIVEかAbemaのペイパービューで観戦できます。
リアルタイムでなくても良ければ、Youtubeの朝倉未来チャンネルにて後日試合の模様が公開されます。
第一回Breaking Downの全試合はこちら

後日とはいえ、Youtubeで全試合見れるのは嬉しいですね。
第一回 Breaking Downの対戦カード
続いて注目の対戦カードをご紹介します。
【第1試合】ヘビー級 ワンマッチ120kg以下:キョウスケVSギャン朝倉
【第2試合】ミドル級 ワンマッチ 84kg以下:川島 悠汰VS相原 慎太朗
【第3試合】ウェルター級 ワンマッチ 77kg以下:銭谷 優太郎VS HIRO
【第4試合】ライト級 オーバーエイジワンマッチ 71kg以下:田中”エーヤンダー”やんぶVS長倉 秀一
【第5試合】フェザー級 オーバーエイジワンマッチ 66kg以下:フランク ペリーVS大田 浩司
【第6試合】ミドル級 オーバーエイジワンマッチ 84kg以下:渡辺 直由VS板東 吾空
【第7試合】ウェルター級 オーバーエイジワンマッチ 77kg以下:石井 一也VSジャック大塚
【第8試合】ウェルター級 オーバーエイジワンマッチ 77kg以下:永戸 竜也VS中吉 繁幸
【第9試合】バンタム級 ワンマッチ 61kg以下:本間 椋VSタッキー
【第10試合】ミドル級 ワンマッチ 84kg以下:茂木 慧太VS古賀 輝哉
【第11試合】ウェルター級 ワンマッチ 77kg以下:誠一郎VSオメガ(ゆとりすたいる)
【第12試合】ライト級 ワンマッチ 71kg以下:荒井 政穂VS朝比奈 龍希
【第13試合】フェザー級 ワンマッチ 66kg以下:Taichi.N VS大滝 裕太
【第14試合】ウェルター級 ワンマッチ 77kg以下:安井 飛馬VS大黒 力斗
【第15試合】フェザー級 ワンマッチ 63kg以下:笹野 翔太VS堺 龍平
【第16試合】フェザー級 ワンマッチ 66kg以下:ガンちゃんVS渡部 一紀
【第17試合】ヘビー級 ワンマッチ 99kg以下:よね(爆食いトレーニー)VSマジ牛・條太朗
【第18試合】ウェルター級 スペシャルワンマッチ 75kg以下:ゲンキVS山下 裕太郎
【第19試合】ヘビー級 スペシャルワンマッチ 120kg以下:シバターVSみなみかわ
【第20試合】スーパーヘビー級 スペシャルワンマッチ 120kg超:菊野 克紀VS野尻 和暉

素人同士が戦うことが多いため、全試合スリリングな展開とはなりませんでしたが、明らかにスター性のある選手が何名かいて第二回も見たくなりました。
まとめ

ブレイキングダウンは1分という短い時間に加えてグラウンド状態が10秒でブレイクということもあり、基本的には殴り合い蹴り合いを主体とした非常に目まぐるしい攻防となります。
また、短い闘い故にスタミナが落ちている40代50代の出場者にもチャンスがある闘いとなりそうです。
第一回大会が終わったばかりですが、また見たいと思わせる選手も登場していました。
まだ日本格闘界に大きな革命が起こせるかわかりませんが、2021年9月に第二回大会の開催も決まっており、二回、三回と大会を重ねるごとにスター的な選手も登場してくるでしょう。
もしかすると、そのうちブレイキングダウン出身のUFCファイターが誕生しているかもしれませんよ。
この記事の情報があなたの時間作りの参考になれば幸いです。

以上、Breaking Downを解説しました。
最後まで読んでいただき有難うございます!
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