【格闘技】カーフキックは今後使われなくなる?|大流行の技について元格闘家が解説

2021年現在、総合格闘技を中心に世界中で「カーフキック」が流行しています。

後ほど詳しく解説しますが、カーフキックはいわゆる「スネ蹴り」で筋肉が少ない部分に攻撃することで、相手に致命的なダメージを負わせることができる技です。

最近は総合格闘技だけではなく、キックボクシングの試合でもカーフキックをよく見るようになりましたね。

そんな大流行中の「カーフキック」については世界中の格闘技ファンからこんな声が挙がっています。

カーフキックすげー!そんなに効く技なのかな!?
カーフキックを打った方の脚の骨が折れる試合を見たけど
打つ方も危ないよね。
なんかカーフキックって卑怯じゃない!?
禁止にすればいいのに!

これらのことについて「元格闘家目線」で解説していきます。

最近カーフキックが流行り出してから多くの格闘家が「昔からあった」「今になって気にする技じゃない」ようなことをSNSで発言していますが、そんなことは関係ない。

あくまで今は今。確実に昔のカーフキックよりも今のカーフキックの方が使う選手が増えてきていて、技術も上がっています。

大事なのは今現在のカーフキックについてどのように考えていくか

ということでこの記事を読めば以下のことがわかります。

① カーフキックはどのような技か

カーフキックのメリット、デメリット

③ 今後格闘技でカーフキックは使われ続けるのか

当記事を執筆するファイターしゅったは総合格闘技歴約7年で総合格闘技を愛しています。

自身が選手として試合していた時はカーフキックを使うことはありませんでしたが、練習で使ったり試合映像で研究していることをベースに解説していきます。

また、会社員をやりながら様々な副業、ビジネスを手掛けており、その経験を元に「賢く生きるための情報」をブログを通して発信しているので興味があればご覧ください。

それではさっそく解説します!

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カーフキックはどのような技か

カーフキックとは?ローキックとは何が違うのか?

通常のローキックは相手の太腿を蹴りますが、カーフキックは「ふくらはぎ」を蹴ります。

出典:スポルWeb

筋肉でいうと「ヒラメ筋」「腓腹筋」という部分になります。

太腿の筋肉と比べると薄く、鍛えることが難しい筋肉

その為、蹴られて損傷すると、踏ん張りが効かなくなり立てなくなったりと致命的なダメージになることから、カーフキックは一つの技として使われています。

カーフキックが2、3発クリーンヒットすると、立てなくなることが多いです。

カーフキックのメリットとデメリット

そんなカーフキックのメリットとデメリットを整理して解説しますね。

💡 メリット

① クリーンヒットすれば数発で致命的ダメージを与えることができる

② 技の引き出しが増えて、打撃で散らすことができる

③ 総合格闘技だと蹴り足を掴まれテイクダウンされにくくなる。

💡 デメリット

① 相手に上手くブロック(防御)されると自分の脚にダメージを負う

② カーフキックを意識しすぎることで、相手の攻撃をくらいやすくなる

最強のイメージがあるカーフキックですが、デメリットも大きいです。

通常カーフキックへのブロックは脚を上げて、脛や膝を相手のカーフキックに当てるようにします。

ブロックが上手くいくとカーフキックを打った方が脚を痛めます(結構痛い)

過去にも数件あったようですが、つい最近の「UFC261」ではクリス・ワイドマンがカーフキックを打ち、相手が上手くブロックしたことで、ワイドマンの脚の骨が折れてしまいました。

カーフキックはハイリスクハイリターンの「諸刃の剣」

デメリットを考えると蹴るのが怖くなりますが、メリットも大きいので使う選手は多いですね。

なぜならカーフキックにも技術があり、高い技術で蹴ることでデメリットを最小限に減らすことができるからです。

それでは次に一体なぜ「こんなにも流行っているのか」について解説します。

カーフキックはなぜ流行っているのか

カーフキックはずっと前から総合格闘技はもちろん、様々な武道で使われていたようです。

総合格闘技世界最高峰の舞台「UFC」では3,4年前からよく見かけるようになっていました。

日本でも「高橋遼伍選手」は元々カーフキックを得意技としていましたね。

ではなぜ日本では今こんなにも騒がれ、流行っているのでしょうか。

2020年RIZIN.26「堀口恭司vs朝倉海」の決め手となったのがカーフキック

出典:RIZINFF

年末の地上波放送で、かなり注目が集まった試合でした。

その試合で堀口恭司が朝倉海をKOした決め手となったのが、まさかの「カーフキック」だったので日本で大流行しましたね。

そこから国内では総合格闘技ではもちろん、キックボクシングの試合でもカーフキックが多く使われ試合の決定打となっています。

国外でもUFC257「コナー・マクレガーvsダスティン・ポイエー」にてマクレガーがまさかのカーフキックが決め手となりKO負け。

この試合は世界的に見ると先ほどの「堀口恭司vs朝倉海」よりも遥かに注目が集まった試合なので、世界中でもカーフキックが大流行となりました。

今後格闘技でカーフキックは使われ続けるのか

カーフキックはここ1,2年で急激に流行(再流行)した技なので、いずれ使われなくなる。

ファンからするとカーフキックで試合が決まるのは面白くないから禁止技にして欲しい。

このような声をSNS上でよく見かけます。

カーフキックは禁止技にならないし、スタンダードな技になると予想

禁止技にはもちろんなりません。

理由としては、ローキック(太腿への攻撃)と区別できないからです。

もしもカーフキックが禁止技だとして、太腿を蹴ったつもりがふくらはぎに当たってしまったら?

それでいちいち金的攻撃のように試合が止まったり、反則にするのは難しいですよね。

なので繰り返しになりますが、カーフキックは禁止技にはなりません!

今後カーフキックがスタンダードな技になると予想する理由を以下にまとめます!

① カーフキックのメリット(攻撃力)が大きい為使われ続ける

相手がカーフキックを打ってくる可能性が高いので常に対処(防御)を意識しなければ戦っていけない

③ 相手がカーフキックを打ってくる可能性が高いので、自分も技の一つとして打たなければ、技のバリエーション的に不利になる

カーフキックを使うことは世界の標準になっている

なので自分自身の攻撃はもちろん、防御もしっかりとしていかないと今後は戦っていけません。

ハイキック、ミドルキック、ローキック、カーフキックと完全に一つの技として認識しなくてはいけません。

それは特別な技ではなく、当たり前の技になるということ。

ですから今後の格闘家は「カーフキックを標準装備」する必要があります。

格闘技ファンからすると試合の中身が濃くなるということなので
格闘技観戦がより面白くなるでしょう!

今回の記事は以上になります。

この記事があなたの格闘技知識の参考になれば幸いです。

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